統合失調症
統合失調症とは?
統合失調症は、脳のさまざまな働きをまとめることが難しくなるために、幻覚や妄想などの症状が起こる病気です。ほかの慢性の病気と同じように長い経過をたどりやすいですが、新しい薬や治療法の開発が進んだことにより、多くの患者さんが長期的な回復を期待できるようになっています。
統合失調症の原因は?
正確にはよくわかっていませんが、発症の原因は統合失調症になりやすい要因をいくつかもっている人が、仕事や人間関係のストレス、就職や結婚など人生の転機で感じる緊張などがきっかけとなり、発症するのではないかと考えられています。
神経伝達物質の異常が原因
脳の神経細胞同士の情報伝達に使われる物質を神経伝達物質といいます。ドーパミンはその1つで、分泌が過剰となると妄想や幻覚を引き起こしやすくなることが知られています。また、グルタミン酸・セロトニン・GABA等も関わっていると考えられています。
脳の機能障害、構造異常が原因
統合失調症患者の頭部をCTやMRIで見てみると、健常者よりも脳の一部が小さいことが見受けられます。主にその小さくなっている部位は前頭葉や側頭葉になります。
ですが、この小さくなっている部分については総じてそういう傾向があるというだけで、それを鵜呑みにして診断はできません。
このような神経伝達物質や脳構造の異常の背景には、もともとの要素と環境の2つの要因があるとされています。
もともとの要素といっても遺伝というわけではなく、統合失調症へのかかりやすさを少し増やす遺伝的にな素質が多くあり、それが度重なってしまった場合に症状発言へ結びついてしまうということです。
統合失調症チェックリスト
1
自分を責めたり命令してくる、正体不明の声が聞こえる
2
極度の不安や緊張を感じるようになる
3
自分は誰かに操られていると感じる
4
みんなが自分の悪口を言ったり、嫌がらせをすると感じる
5
「楽しい」「嬉しい」「心地よい」などと感じない
6
頭の中が騒がしくて眠れなくなった、または眠りすぎるほど眠るようになる
7
人と話すのが苦痛になり、誰とも話さなくなる
8
独り笑い、独り言を言うようになった
9
直前のことを思い出せなくなったり、頭が混乱して考えがまとまらなくなる
10
部屋に引きこもり、1日中ぼんやり過ごすようになる
11
自分の考えていることが周りにもれていると感じる
12
ささいなことに過敏になり、注意をそがれたり、興奮するようになる
13
誰かから監視されたり、盗聴されたり、ねらわれていると感じる
14
1つのことに集中したり、とっさの判断ができなくなる
15
何をするのも億劫で、意欲や気力がなくなる
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